台湾人の方との国際結婚 良かった?悪かった?
1,台湾人の方との国際結婚
国際結婚というとやはり自分にとっては未開の地へ飛び込んでいく事もあり、時には異文化に触れ感動し、時には自分と異なる価値観の前で立ちすくみ動揺する経験も多くあると思います。
同じアジア圏にあり、日本とも古来より交流があった台湾の方との国際結婚をした日本人の方からも台湾人の方と国際結婚をして良かったと思うこと、良くなかったと思うことについての声が集まりました。この記事ではその声について紹介します。
2,台湾人の方と結婚して良かった点
やはり台湾人の方と結婚して良かったと思う点には、「国際」、すなわち国境を越えて縁を結んだ点に深くかかわるようです。
まず結婚した個人のレベルで言いますと、国際結婚により視野が広まった、台湾という異文化を肌で感じることができたという声が多いです。加えて人脈が広がり、台湾人の配偶者のみならずその家族、近隣の台湾人の方と交流することで新たな感動や感謝を心に覚える人も多いようです。
また台湾人の方との結婚により授かる子供には国籍選択の自由が生じます。また両親が異なる国籍であることからも生まれた時より異文化交流を身近に感じ、既に進行しつつある「グローバル社会」への耐性もできるようです。子供への言語教育が進むのも必定というところでしょう。 これらの良かった点はそのほとんどが「国際」結婚という異文化の交わりに起源します。国際化が進む今日の世界で、このような視野の開拓は非常に有効な人生体験でしょう。
3,台湾人の方と結婚して良くなかった点
しかし一方で台湾という異文化に触れることは国際結婚をした日本人の方に非常に大きなプレッシャーを与えることになります。どのような点に日本人の方はプレッシャーを感じるのでしょうか?
その根源ともいえる台湾人の文化、気質はその家制度の強固さでしょう。すなわち実の父母がいうことに対して息子は何も言い返すことはできず、それどころか逆に自分から父母の機嫌を取りに行くという様子さえ見られます。台湾の風土からして実の息子が親のいうことに歯向かうなど言語道断で、親は無条件に敬うべき対象であるとされます。
この様子を例えば日本人の女性が見ていたとすると、「マザコン」のようにも感じるかもしれません。異文化交流をしていく上で少々の価値観の違いは受け入れるべきでしょうが、やはり家における日本との温度差は違和感として拭いきれないものがあるようです。
この記事の監修者
プロフィール
2009年4月 行政書士個人事務所を開業
2012年8月 個人事務所を行政書士法人化し「さむらい行政書士法人」を設立
専門分野
外国人VISA・在留資格、外国人雇用・経営管理、永住・帰化申請
入管業務を専門とし、年間1000件以上の相談に対応
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