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覚悟を今!日本において国際結婚をする上で知っておきたい苦境

1,「国際結婚」の日本での苦境

この記事では「日本における国際結婚」について、その苦境を敢えて厳しく書きます。

一方でこの記事を読んで国際結婚を諦めるように…と言う意図はありません。寧ろ国境を越えて愛を育む二人にはなおさら現実を厳正に知ってもらい、その上で二人の生活を実りあるものにして欲しいと思うから書くのです。正しき認知なしに二人の幸せは社会的にあり得ないでしょう。

ここでは4項目について取り上げます。

2,適応上の困難

まず挙げられるのが片方の配偶者の外国への適応になります。適応という言葉の意味は深く、外国の言語や生活様式を知るに留まらず、国家としての歴史や価値観といった歴史的、抽象的なレベルでの理解が求められます。

このような適応に対しては日頃アカデミックな世界に精通している大学関係者などが強いと筆者は個人的に考えます。二人の生活を維持していく上ではそのような国家に融けこむ技量と努力が要求されます。

3,付随によるハンディ

例えば外国人の方が日本に住む場合、日本におけるコミュニケーションの重要性やその作法、また「世間体」というような日本独自に発展した人間関係の在り方を逐一教え、実践させる必要があります。

人は精神的な動物ですから、人間関係において受けるプレッシャーは相当のものです。ですからそのような障壁を乗り越えていくためにも、片方のパートナーがもう片方のパートナーを正しく導くような心配りが重要になるのです。

4,世間の目

これは正直いやらしい話ですが、やはり「世間体」とも関連して敢えて外国人の方を結婚相手に選ぶことは相当の偏見の的になるようです。

特に外国人と交際する程のアクティブな性格の方は「遊んでいる」という印象をもたれたり、はたまた日本人の異性に相手にされないので外国人との結婚に逃げたという印象をもたれることがあるようです。日本の濃密な人間関係と同質性を貴ぶ文化がもたらした帰結なのかもしれません。

5,次の恋愛へ

外国人の方との恋愛や結婚は日本人の方に価値観や意識におけるビッグバンを多かれ少なかれ起こします。

このように変化を遂げた恋愛観や結婚観のまま、もしその外国人の方と離別すると後が大変です。なかなか次の相手が見つからない…というようなケースも多々あります。

このような保証をかけた考え方は私自身好きではないですが、自分の人生がかかっているので、無視できる問題ではないようです。

 この記事の監修者

さむらい行政書士法人 代表 / 小島 健太郎

さむらい行政書士法人
公式サイト https://samurai-law.com

代表行政書士

小島 健太郎(こじま けんたろう)

 

プロフィール

2009年4月 行政書士個人事務所を開業
2012年8月 個人事務所を行政書士法人化し「さむらい行政書士法人」を設立

専門分野

外国人VISA・在留資格、外国人雇用・経営管理、永住・帰化申請
入管業務を専門とし、年間1000件以上の相談に対応

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