今後の展望 ~外国人の「トータルサポート」を目指す~

  突然ですが、ここで質問です。
「電動ドリルを買おうとしている人」が店にいます。この人が求めているものは一体何でしょう?

 

 この話を聞いて、あの話か…と思った方はマーケティングの勉強をしっかりしていますね。今後も継続してビジネスマインドを磨いていってほしいと思います。
 全くピンとこなかった人、或いは「ドリルを買いに来ているんだから、欲しいのはドリルでしょ?」と思った方は、ビジネス的視点を磨く努力をして下さい。一歩進んで「ドリルではなくて、その結果得られる“穴”が欲しいのかな?」と思った方は、あともう一歩です。もう少し深く考えてみましょう。
 実はこの話は大抵のマーケティングの教科書(しかも入門的なもの)に載っている有名な話です。他のページにも書きましたが、行政書士として成功するためには、法律の知識と同じくらいマーケティングの知識が必要です。いくら高度な知識を持っていても、お客様がいなければ経営は成り立ちません。行政書士の資格で「食っていこう」と思うならば、「法律の知識をお金にかえるための方法」を徹底的に勉強してください。

 

ちなみに先ほどの質問の答えは「穴のもたらす価値、効用」です。具体的に説明しましょう。

 この人は単なる道具としてのドリルが欲しいのではなく、また、ドリルで開けた結果得られる「穴」自体が欲しいのでもありません。「穴」がその人にもたらす価値、例えば壁掛け時計をかけようと思っていたのなら、時計が見やすい位置に納まり、その人の生活が便利になること、というその価値を求めているのです。

 

 そのため店員が「このドリルは最新型で、素早く穴を開ける事ができて、しかも静音で…」などという性能面の良さをいくら延々と訴えたとしても、また、「こんなに色々な機能が付いているのに非常に低価格でお買い得」などという価格面の安さを訴えたとしても、おそらくこのお客様の心に響くものは何もないでしょう。なぜなら店員が売ろうとしているものと、お客様が真に求めているものとの間にはズレが生じているからです。ビジネス的視点とはこういうことなのです。

 

 ではこれを行政書士の世界に置き換えてみましょう。例えば「経営・管理の在留資格」を取りたいお客様がいたとします。このお客様は一体何を求めているのでしょうか?
 入管法の知識でしょうか?それとも申請書類の書き方でしょうか?

 日本でビジネスをしようとしている外国人が欲しいものは、入管法の条文でもなく、申請書類の書き方でもありません。「許可」なのです。そのため我々は、お客様の求めている「許可」に徹底してこだわり、「許可を保障する」行政書士サービスを提供してきました。  
 しかし、先ほどのドリルの例に戻りますが、「許可」は、お客様にとってビジネスをする上で通過点の一つにしかすぎません。これからはもう一歩先を見据え、許可がお客様にもたらす価値とは何か、を考えていくことが必要になると思います。おそらくそれは「日本でのビジネスの成功」なのでしょう。

 

 これからの私たちに求められているものは、お客様にもっと深く関わり、単に許可を取るだけではなく、その先にあるお客様のビジネスの成功をトータルにサポートしていくことであると考えています。例えば不動産事業へ進出し、在留資格の取得と物件の取得をパッケージング化して提供していくことなどは、その一例として挙げられるでしょう。その他にも多くのビジネス展開が考えられます。
 このように、さむらい行政書士法人は、将来、基盤となる行政書士業を土台としつつも、それだけにとどまらない、外国人の方々の「トータルサポート企業」へと大きく発展していくことを予定しています。

 

 しかし多くの行政書士事務所では、未だに先ほどのドリルの例と同じ過ちを犯しています。どのホームページを見ても、入管法の知識や申請書類の書き方などの通り一遍の説明に終始し、目先の商品を売ることに四苦八苦しているのです。行政書士というのは申請書を作成することがサービスであり、許可不許可は行政が決めることだ、と。これでは大きな成長を見込むことは難しいと思います。

 

 現在のさむらい行政書士法人は、もともと韓国語、中国語の語学教室からスタートしました。「日本と外国の架け橋となりたい」、その想いが原点となっています。その後、行政書士の個人事務所を開業し、主にアジア圏の方々に、在留資格取得のサービスを提供してきました。
現在ではお客様から高い信頼をいただき、事務所を法人化、上野、池袋、渋谷に支店を展開しています。そしてこの勢いはとどまることがありません。業務量は年々増加の一途をたどっています。
 そのため、支店数増加や、お客様サポートのための関連会社展開など、さむらい行政書士法人は今後、<新たなステージ>へと突入していく事を予定しています。ポストもどんどん増えていきますので、入社するならまさに今がチャンスであるといえるでしょう。

 

 大きな可能性を秘めているさむらい行政書士法人にあなたが加わり、力を発揮してくれる日が来ることを、心待ちにしております。