日本人の配偶者ビザ
日本人の配偶者ビザ
ビザの必要性とは?
日本に国籍のある人が国際結婚をして、日本国内で夫婦そろって暮らす場合、日本人の配偶者ビザというものが必要になります。ご自身が日本国籍の場合、日本で暮らすことにはなんら問題はありませんが、他国の国籍を持つ人が日本で暮らしていくためには、それなりの証明や証書が必要となるのです。
ですがそもそも、なぜビザが必要なのかと、改めて考えてしまうこともあるかもしれません。国籍は違ったとしても同じ人間なのですから、そういった証書にとらわれずに自由に他国で結婚して暮らしていくことが出来れば、もっともっと他国との交流が盛んになっていくことでしょう。実際、日本人の配偶者ビザを取得しようと手続きをはじめても、何らかの理由により、申請が不許可となるケースもあります。 そうなれば想い描いた夫婦の暮らしも、なかなか簡単には実現できなくなってしまうものです。
ですがビザがあるからこそ、国際犯罪などの発生を最小限におさえることが出来ているともいえます。たとえばビザを、家の玄関を開ける鍵におきかえて考えてみるといいでしょう。
家に鍵がかかってなければ誰でも自由に出入りできますから、近所の人たちが集まって仲良く会話をすることだって出来ますし、交流を深めていくことも出来るでしょう。ただ、家を訪れる人が、皆知り合いだとは限らないはずです。 中には知らない人がいきなり訪れて、金品をあさって去っていってしまう・・・、 なんてこともなくはないでしょう。
自分の身の回りや知り合い同士のやり取りならば、それほど大きな問題にはならないかもしれません。しかし世界中には数多くの人がいますし、たくさんの国が存在していますから、考え方がそれぞれ違ってもおかしくはないのです。また、国自体が自国の国民のことを把握することはできても、他国の国民に関しては知らなくて当然ともいえます。そのため、自分自身が信頼できる人物であることを他国に主張するためにも、ビザというものは欠かせないのです。
日本人の配偶者という理由は、ビザを取得する上で立派な資格となります。 国が違えど、結婚や夫婦というものに対する気持ちのというものは、全世界共通ともいえるかもしれませんね。
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